超高級レストランで食事
(実際はランチ5000円だったりする)

私がモノを買うとき・お金を使うときにはできるだけ価値のあるものにしたいと心がけています。 モノそのものの価値より、見た目や体験としての価値を優先する場合が結構あります。

ここが今回のポイントなのですが、理解できれば同じお金の使い方でも周りからの印象が大きく変わり、環境が激変するかもしれませんよ (*⁰▿⁰*)

価値ってなんだ?

価値と言っても人それぞれ。 同じお金を使うのであれば価値があった方が良いに決まっていますよね?
実はこの価値というもの、人それぞれ違います。 人によっては価格そのものであったり、売却したときにより高いお金がつくものであったり、入手困難であることに価値を感じる場合もありますし、人と同じものを持ちたいと思う人もいます。
そして価値というものは人それぞれ違うため、自分がどんなに価値あるものであると思っていたとしても人にとっては価値のないものだと認識される場合も往々にしてあります。

今回はこの現象を逆手にとってみる。
つまり【価値あるモノ・コトに見えるものを選ぶ】ことで使うお金が少なくても非常に高価なモノ・コトに見せてしまうことができます。

自分基準ではなく他人基準で考えてみる

欲しいモノであればどうぞ自分基準で思う存分お金を使ってください。吉牛おいしいし、アルファードはファミリーにとって効果的。Gショックは強い。気に入っているならば自己満足で十分です。
でも、もし欲しいと思っておらず、なんとなく人気だから~とか必要に応じて~とかであれば他人基準で考えてみることをお勧めします。

なぜか?
人は人からの評価で決まる】という部分があるから。【人からの評価で人生が変わってくる】と言っても過言ではありません。
もし自分を変えたいならば人からの評価を変えていくことも一つの手段です。

ただ、安心して欲しいのはなんでも高いモノとかを背伸びして手に入れろというわけではありません。重要なのは【客観的価値があるかどうか?】です。

皆が持ってる良いモノVS皆が持ちたがらないモノの軍配

車を例として挙げてみましょう。
※車知らなければ身近かつ必須なものに例えてみてください。

現在人気なのはプリウスやアルファードなどいわゆる国産車で使い勝手の良いものが挙げられます。これは単純に使い勝手よく品質も水準クリアしていますし、売却したときにお金になりやすいからという価値も含まれます。みんなほしいものは需要もあるので。
この結果どうなるかというと、同じ車を持っている人がたくさん増えます。
人の価値は希少性も加味されますので、同じものが多いという事は価値を感じにくいという側面があります。

対して珍しいがあえて買う必要もない車、例えばランドローバーやリンカーン、ベンツなどの輸入車は売却時の価格=リセールバリューが比較して少ないので必然的に選ばれにくい。国産車より使いにくい部分があったり維持費が高くつく場合があるのも不人気の1つです。選ぶ人はお金持ちの趣味か車好き。場合によっては背伸びして買っている場合もありますね。
しかし、逆に考えると希少性が発生するということ。

もし同じ3,000,000円を使って車を買ったとした場合、前者の国産車は数年乗ってもいくらかは値段がつきますし、使い勝手も良いので賢い選択ともいえますが希少性はありませんので埋もれます。300万円の客観的価値はあまり生まれません。 後者の輸入車は数年乗ればほとんど売却益は発生しないことが多いです。使い勝手も決して良いとは言えないかもしれない。ただし、希少性が高いので見た目としての価値は非常に高くなります。維持費や乗り心地はどうあれ、300万円以上の客観的価値が生まれます。
※車の場合は輸入車というだけで価値が高いような刷り込みがあるのも1つのポイント

人は見た目が87%という結果と得られる効果

人は見た目で87%もの印象を決めるとされています。自分の中だけの価値を求める事は【客観的価値を損なっている可能性】も否定できません。
この87%の印象を考えたとき、単なる使い心地やリセールバリューを考えた上での買い物は果たして本当に価値がある買い物だと言えるのでしょうか?

人は環境によって左右される生き物でもあります。環境とは人や所有物、身だしなみなどから構築されています。つまり、人からの評価が上がるという事は環境を向上させる事でもあり、環境が向上すればセルフイメージが上がり、結果的に成功へ結びつく場合もあります。
(よくある、背伸びした買い物をしろ、というやつ。今回は背伸びした風ですけどね笑)

輸入車を定価で買えば定価10,000,000円位します。 が、リセールバリューがあまりないので10年ほど経てば安くて1,000,000円くらいから買えます。 ←ここ重要
周りからはいつ買ったか分からないし、定価10,000,000円といった印象があります。これが客観的価値。
国産車であれば定価3,000,000円、人気車であれば10年後でも1,000,000円位。
周りからは見向きもされず高くても3,000,000円の価値に認識されます。みんな持ってるから話題にすらならない。 埋没した価値と考えます。

この仕組みであればハイブランド新作で身を固めたりせずとも高いものを所持しているような客観的認識さえあれば良いと気付きます。 たとえ全身ユニクロであったとしても、ピカピカのベンツから降りてきたらなんとなく余裕がありそうなイメージを持ちませんか?実際にはベンツと言っても色々タイプがあり、安いものであれば1,000,000円以下で探すことも可能ですから。国産車で100万円だと普通な感じですが、ここに付加価値がつくと考えればいい買い物ではないでしょうか?

お金持ち風の行動をすればよい。背伸びしてお金を使わなくても実現可能

使い切れないほどのお金を持っているならば人の意見など関係なく自分の好きなものを好きなだけ買えば良いでしょう。ただ、限られたお金でできるだけ価値のあるものを入手しようと考えた場合、自分の価値観だけではなく見た目を考えてみると面白いですね^ – ^

お金がない状態でお金がない人たちと同じことをしていても環境は変わりません。環境が変わらないということは考え方も行動もイメージも変わりません。
そんな状態で成功に結び付けられるか?なかなか難しいですよね。

ゆえに【背伸びせよ】という神話もあるのですが、無理に背伸びしているとしんどいじゃないですか笑 今回は背伸びせずとも十分客観的価値を得られるという話でした。

客観的価値を得られれば環境は激変します。自分の価値観って環境に左右されますからね。
最初はむず痒い感じするかもしれませんが、環境を変えたければぜひ一度やってみてください
( ^^) _旦~~

※補足…客観的価値 と書くと哲学や~~説など連想する場合もありますが、今回の意図は【他人から見たイメージや価値】という意味で使用しております。モノや行動に対する他人評価、と思ってくだされば幸いです。